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コラム おしゃべりコーナー - バックナンバー  

No.89 From NY2

Otommy [2003/06/05]

 NYに来て約1ヶ月が経ちました。(正確には住んでいるところは、ニューヨーク州にほど近いコネチカット州です。)前に住んでいたこともあり、この1ヶ月で、ずいぶんこちらにも慣れました。今回はアメリカの「食」についてわたしが感じていることを書きたいと思います。

1 食事の量
こちらの食事の量は半端じゃない!!多いということを覚悟して、想像して、加減して頼んでも、毎回ため息が出てしまいます。そして、絶対に食べきれないのです。では、こちらの人はこれだけの量を全部食べるのか、というとそんなことはありません。残す人がほとんどです。アメリカ社会は車社会、歩いて10分の所でも車で移動します。動かないで量をたくさん食べれば、結果は歴然です。アメリカは今も昔もダイエットブームで、ノンカロリーやレスファット、といったものがどんな種類の食品にもあります。でも、量を食べれば同じこと、ということに気づき始めた人が多いらしく、最近は量を加減して食べるのだそうです。(そう言われてみるとアメリカの料理の大半についてくる、フライドポテト関係はお皿に残っていることが多い)で、残った料理はどうするのか、というとドギーバッグ(犬のご飯というような意味)といってお持ち帰りにしてくれるサービスがあります。でも、まっすぐ家に帰る時ならばいいけれど、そうでなければ荷物になるだけなので、みんながみんな持ち帰るわけではなく、やはり大半はゴミ箱行きです。小さい頃から「ご飯粒を残すと目がつぶれる」と言われて育ったわたしとしては、毎回大量に残っている料理を見るたびに、そして自分のお皿を見るたびにため息が出てしまいます。そして、ものすごく罪悪感を感じます。イラクの子供たちに食料を!!と言っているアメリカの人たちはこの状況を見て、何も思わないのでしょうか????

2 野菜
 アメリカにも色々な野菜が豊富にあります。でも、アメリカのレストランでお目にかかる野菜といえば、生野菜サラダとスープくらいしかありません。(まあ、あとはつけあわせのソテー、ポテト類でしょうか)昔、わたしの友達が「アメリカ人はにんじんを生で袋に入れてボリボリ食べている」と驚いていましたが、こちらの人はブロッコリーだってマッシュルームだって生で食べます。健康ブームもあるのかもしれませんが、デリでサラダバーはとても人気がります。お昼時に行くと、若い女性がものすごい量の生野菜サラダをバリバリと食べています。その姿をみているうちに、わたしの頭の中に動物園にいるウサギや馬の姿が浮かんできます。いくら、野菜が健康にいい、とは言え生野菜だけをあれだけ…そう考えると、日本の食事は食材が豊かに、本当に様々な姿で料理されていると関心してしまいます。そして、わたしは一人、八百屋の店先でにんじんを見ながら「君は煮物にしてあげるからね…」と独り言をつぶやいてしまうのです。

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