No.85 ミャンマーのこと
昨年、ミャンマー出身の女性と知り合った。彼女は日本の大学で勉強したいと考え日本語を勉強していた。日本で大学を受験する際には、必要な条件がある。それは次のような内容である。
**外国において,当該国の学校教育制度に基づく中学校および高等学校の課程を2003年3月31日までに修了 (見込み) の者で,かつ当該国の大学入学資格を有する (見込みの) 者であって,学校教育年数の合計が12年以上 (見込み) の者, またはこれに準ずる者。 **
彼女は母国で高校を卒業しているが、この資格には当てはまらない。なぜなら、彼女の学校教育年数の合計は12年以上ではないからである。日本人なら小学校6年、中学校3年、高校3年で、合計12年に達する。しかし、ミャンマーでは1988年のクーデターにより、約一年間学校も封鎖され授業が行われていない。そのため、大学入学資格を有することにはならないのである。結局、彼女は日本の専門学校に通い、その空白を埋めたあと、大学受験をすることにした。
彼女との出会いで、私自身がミャンマーという国について知っていることが、あまりに少ないことに気づいた。知っていることといえば…、「ビルマの竪琴」「アウンサンスーチー」「ビルマからミャンマーへの呼称変更」、このぐらいだった。
○『ビルマの竪琴』といえば、
・第二次世界大戦中にビルマに侵攻した日本兵の記録だよなー
・映画では中井貴一が主役をしていたっけなー
・イギリスの植民地だったから、英語が話せる人も多いんだよなー
○アウンサンスーチーさんといえば
・お父さんがアウンサン将軍なんだよなー
・でも、ミャンマーは姓と名前というように分かれてないから、アウンサンが名字ではないんだよなー
・ノーベル平和賞をもらっているけど、軟禁状態なんだよなー。今は…?
○呼称の変更といえば
・ビルマはミャンマー、首都のラングーンはヤンゴンって呼ぶようになったんだよなー
・でも、何でだっけ?いつだっけ?
この程度の認識しかない自分にあきれた。地理的なことも東南アジアのあそこらへん、という程度。(ちなみに、インド、バングラデシュ、中国、ラオスと国境を接する日本の1.8倍の面積を有する国です)
一般的な日本人のミャンマー理解度は、どのぐらいなんだろうか…。彼女との出会いをきっかけに、今から少しずつ勉強していきたい。そして、いつか必ず訪れてみたい。きっと…。

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