No.68 秘境を訪ねる
神秘、秘境と聞くと胸が高鳴る。もう何年も前から行ってみたかった中国、四川省の山奥、九寨溝、黄龍、臥龍へ行ってきた。連日30度を越える暑さの日本から空路5時間で雨上がりの涼しい成都へ到着。
翌日から六日間はバスで連日、標高2000〜3000mの山道をバスの運転手に命を預けてのハラハラ、ドキドキの連続。大河長江の支流の一つ岷江の上流、岷山山脈の山中を走る。最高4000mの峠越えあり、一日の走行距離160km、350 km、220 km、300 km、130 km、と移動しながらの旅でした。山道は山側はいつでも今にも崩れ落ちそうな岩山の連続、谷川はガードレールなどなく深い谷底が見える断崖絶壁が続く、スリル満点、そんなガタガタ道を猛スピードで走るバスの窓からチベット族が住む村や、ヤク・ヤギ・ヒツジ・ウマ・ウシの群れを眺め絶景を堪能。
九寨溝は成都の北西約400 kmの山中にあり、3つの峡谷沿いに極彩色の湖が点在する。岩石に含まれるカルシウムの影響で水の透明度は高いです。湖をつなぐ滝は無数の真珠が転がるように輝いていた。大小108の湖があるそうだが、その湖には火花海、鏡海、犀牛海、五花海、熊猫海、長海などと名づけられ、それぞれが独特の雰囲気をもっている。透きとおる青い水に浮かび上がる水中の倒木や小魚の群れを見て心が和む。最高所の長海は標高3100mに位 置し、青い空白い雲深い緑につつまれた高山、エメラルドの湖面にチベット族の娘達の派手な衣装が映え、息を呑むような美しさでした。大小の滝もあちこちにあり、緑深い山にそれぞれ雄大な姿で観る者を感動させる。
黄龍は3100m〜3600mの高地の樹海に囲まれた中に広がるエメラルドグリーンの湖沼群は不思議な輝きを見せ、見る者を圧倒させる美しさ。地表に露出した石灰岩層に出来た池が、傾斜した地形のまま段々畑のようになっており、その数は3000以上にもなると聞いた。
それぞれの池には透きとおった水があふれ、光沢のある谷底の岩が起伏しながら峡谷を曲がりくねっている様子が、まるで黄色い龍が岩を駆け抜けるように見えたことから、黄龍と呼ばれるようになったとガイドが説明してくれた。高地を歩くため、息切れし、自然に足取りもゆっくりになる。苦しい呼吸のなか雄大な景観に感動の連続。 臥龍ではパンダ自然保護区でパンダとご対面。はじめて見る本物のパンダに可愛い可愛いと子供にかえる。近年、中国人の国内旅行が盛んになり、大勢の観光客で賑わっていた。
美しい景色を見ての感動が、つたない文章では皆様に伝えられないのが残念です。秘境に興味をお持ちの方、おすすめの場所です。是非いらしてみてください。

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