第68回 「べきもの」と「べきこと」
「べきもの」と「べきこと」の使い分けに関する考察。
例題:困った人を助けるのはいいものだ。
困った人を助けるのはいいことだ。
この「もの」と「こと」のニュアンスの違いはどこからきているのだろう。
例題:子供はいたずらをするものだ。-本来的特徴。
親が入院したらすぐに行ってあげることだ。-主観的表現。
と考えてみると、「ものだ」=具体的・客観的。「ことだ」=抽象的・主観的な表現に使われる。
例: 人から借りた金は期日までに返すべきものだ。(具体的・客観的)
人道支援は先進国がすべきことだ。(抽象的・主観的)
と考えられるが、これに本来的という意味が付加されると両者の違いがわかりにくくなってしまいます。
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